新城市「杉山の家」は屋根の板金工事が終わりました。
「南設の家」が横葺きなのに対して、「杉山の家」は縦方向に葺いています。 (縦ハゼ葺(タテハゼブキ)と言います)
屋根面が切妻のシンプルな構成だったこと。 太陽光パネルを載せるという事情からこの方法を採用しました。
奥様のご希望で、屋根と外壁は黒に近いこげ茶色を選択。 上品な色ですので、良い感じに仕上がると思います。
屋根の下地にルーフィングを施工します。
下屋の屋根と壁の取り合いは、雨仕舞いの理由から250mmの立ち上がりが必要なのですが、 この部分に窓の付いている建物を見かけます。
デザイン的には、ルーフィングの立ち上がりを避けて窓を設けると 間の抜けたエレベーションになってしまいがちです。
スッキリ納める為に、防水立ち上がりを小さくして窓を設けたのでしょうが、 そのデザインで雨漏りしない方法があれば、教えていただきたいところです。