「多米の家/豊橋」 基本設計がまとまりました。
このまま実施設計へと行きたいところですが、少し立ち止まって概算見積もりを取るべく図面を作成しています。
工務店さんに設計意図が間違いなく伝わるよう資料を揃え、クライアント様・作り手である工務店さん・私たち設計士とが ご要望とコストのバランスを再認識して、資金計画が確かなものか把握しておくと安心です。
美容室など店舗付住宅では特に、仕上げ材を一般住宅とは変えることでより特別な空間となりますが どのような材料が使えるか、どの範囲でなら使えるかという判断にはコストも大きく絡んできます。
ここで狙った金額以下であれば、面白みのある材料を多く使えたり、造作家具を充実させたり、 細かい部分の取り合いに気を配ることのできる実施設計となります。
春を待つ、ちょうど今の季節のような心持ちでいます。