昨年10月から住宅の省エネ基準が改正されました。
各地で開かれた説明会に参加してまいりましたが、 いまひとつ理解できないでおりました。
経過措置として1年半の間は改正前の基準を使うことが出来るので 今はそれに甘えてますが、リミットは確実に迫っております。
先日、確認検査機関に行った時に「どうしましょ?」と世間話をしていたら 「この本が分かりやすいですよ」薦めてくださった本がコチラ↓
『低炭素建築物認定に係る技術的審査マニュアル(2013住宅編)』
さっそく住宅性能表示協会から取り寄せて、 一通り目を通してようやく理解が出来ました。
要は、住宅の断熱性能を上げることでエネルギー消費量削減を図ろうにも 暖冷房によるエネルギー消費の少ない日本では、その余地は少ないので、 家電製品を含めたトータルでエネルギー消費を抑えようというのが改正の趣旨です。
公共工事の積算と同様、数量を拾う細かいルールが決められていて、 そのルールに則った拾い出し作業が煩わしいのですが 内容的には難しいことはなく、安堵しているところです。