「南設の家/新城」 実施設計を進めています。
図面の中にエアコンやカーテンレールのつく場所も落とし込んでいます。
実際には引き渡し後に取り付けとなるこれらのものも、あれこれ想定して計画しておきます。
最近のエアコンは幅・奥行き・高さとも大きくなっていますし、機種によっては送風口が下へ開く ものもあります。
一方、カーテンはレース+遮光カーテンなどレールが2本になることも。
うっかりしているとエアコンとカーテンは取り付いたものの、エアコンを運転してみたら干渉する なんてことになってしまいます。
エアコンのカタログの多くはフタを閉じた状態の本体寸法は見つけやすく掲載されていますが、 運転時やお手入れ時なども考慮した設置必要寸法は少し探さないと見つけにくいので 注意が必要です。
カーテンを天井に取り付けるときには、エアコンとカーテンとが干渉しないか確認します。
エアコンもカーテンもさらりと取り付けられるよう計画を進めています。
2013.12.12 ディクタ建築事務所 栗山祐子